【トロコイド加工】
トロコイド加工とは、ボクシングでいう所の”ヒットアンドアウェイ”。
フットワークを駆使して、接近して打ってすぐ離れるように、直線ではなく円弧切削で刃物の側面加工を繰り返すことで溝の幅をひろげたり、任意の形状にしていきます。
(動きを判りやすくするために加工送りを落としています)
【 トラバースカム 】
シフターネジ軸、リールリターン軸ともいい、『往復運動用らせん溝加工』です。この溝の中をスライダー(駒)が通ることで、回転運動を往復運動に変換します。
トラバースカムの拡大写真です。駒がリターンする部分の加工(右上写真)がキモです。
リターン部のR指定も可能です。ご相談ください。弊社所有の大小2台の円テーブルでどんな長さの加工でも承ります。
【 プロトモデル 】( 試作品 )
同期したNC円テーブルにより、正確に任意の角度加工、等配、分割が自由自在にできます。さらに治具を作成して、丸物に限らず、ブロックなどの様々な角度加工も行っています。
【 船舶用シャフト 】
アングルヘッド導入によりシャフト端面の面切削、切り欠き、エンドタップ(M3~M20)などの同時加工が可能です。
【 牛骨破砕特殊スクリュー 】
ステライト肉盛り(耐摩耗性の高い合金を溶接盛りしたもので掘削機など摩耗の激しいところに施すもの)をしたスクリュー。とても硬いためこの加工には設備だけでなく、プログラミング、工具及びチップの選定、工具回転数、切削速度、送り量などの経験値が必要です。
ステンレス( SUS304 )にアルミブロンズ( ALBC )を溶着したものを加工したスリーブ
弊社で加工、組み立てしたリベッター( かしめ工具 )あの国産旅客機MRJの製造に使われています。